その八.母親の知っている企業
かなり以前からのことのようであるが,母親に名を知られていない企業は求人や採用に苦労するものらしい.この地方では母親は �「このたびうちの息子は挙母の〜株式会社に早々と就職が決まりましてね�」 と隣人に垣根越しに告げるのを一生一度の楽しみとしているとのことである.
息子の方は,親の敷地に二世帯住宅を建て/建ててもらい,日曜日には妻子をミニヴァンか何かに乗せて,近くのス−パーマーケットへ買物に行くということができればそれ以上のことは頭に浮かばないという.デートのときに名鉄 (名古屋鉄道) の悪口を言い合ってすっかり盛り上がり,それで結婚に至った夫婦が多いともいう.
就職担当としては,夕刻,ある企業へと希望札が入っていて,その日が期限だからルール上そこに応募することになるのに,夜が明け,朝,大学に行ったとたんに,昨日のことは無かったことにと言われるのが一番困る.
その七.”Local” な学生
決して非難する訳ではないが “Local” としか言いようのない驚くべき学生もいる.小学校,中学校,高等学校,大学とこれまで通って来た学校すべてが名古屋市昭和区の中で完結するという.もちろん親元から通学している.これでは価値観の多様性を理解するのは困難ではないか.新幹線にもまだ乗ったことがないらしい.それが刈谷に本社がある企業に応募し,そこなら県内だし近いからと言う.中年になってから欧州事務所などに単身で遣られたものなら直ちに鬱病で廃人になるぞ.疲れる.
海外の「MAKE」を見てると、あきらかに反骨精神があって、
ヒッピーやパンクに通じる、ツッパリ感がある。
「オレのマシンで、お前らの常識、壊したるで!」
みたいな勢い。
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でもね。
同じことを日本でやっても、なんかダメなんですね・・・
だって、平賀源内やノッポさんが、崇め奉られる国ですからね。
モノを作ってるだけで、誉められる職人の国ですからね。
「どや!オレのマシン、すごいやろ!びびったかー!!」
って中指立てて見せても、
「よう作りはったなあ・・・・」
と関心される国だと思うんだなあ。
平賀源内とか、そうとうパンクですよ、生き方。
晩年は、ムカついた人を惨殺して、獄中死ですからね。
ノッポさんもねー、彼から「モノ作り」をとったら、
じじいになるまで巨大ぬいぐるみと戯れてた人
ですからね。





